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日経 xTECH(クロステック)有料会員向けのコンテンツ「建築単価ウオッチ」の一部を日経アーキテクチュア読者向けにお届けする「ちょい読み」版。12月調査では鉄骨造(S造)事務所の工事原価指数が0.8%上昇した。S造の主要資材であるH形鋼の価格が東京、名古屋、大阪で急騰している。(日経BP総研社会インフラ研究所)

 H形鋼の価格が東京で3カ月連続、名古屋と大阪では4カ月連続で上昇するなど急騰している。2018年1月下旬から2月中旬にかけて日経アーキテクチュア・ウェブサイト(現、日経 xTECH)上で配信した2017年12月調査に基づく記事で明らかになった。今回の「ちょい読み」版で解説する。

12月のS造事務所の工事原価指数(05年=100)は、前月比で0.8%上昇し、前年同月比で3.0%上昇した。電気、仕上げ、躯体、空調、衛生が上昇している(出所:建設物価調査会)
12月のS造事務所の工事原価指数(05年=100)は、前月比で0.8%上昇し、前年同月比で3.0%上昇した。電気、仕上げ、躯体、空調、衛生が上昇している(出所:建設物価調査会)
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S造の躯体工事に関連するH形鋼(SS400細幅、200×100×5.5×8mm)の取引価格は、東京、名古屋、大阪で上昇が続いている。金額は消費税を除く(出所:建設物価調査会)
S造の躯体工事に関連するH形鋼(SS400細幅、200×100×5.5×8mm)の取引価格は、東京、名古屋、大阪で上昇が続いている。金額は消費税を除く(出所:建設物価調査会)
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 12月のS造事務所の工事原価指数(05年=100)は、前月比で0.8%上昇した。前月比の変動の主な要因は、鋼材、電線ケーブル、空調ダクト、鉄筋、照明器具などの工事費や資材費の上昇が影響している。専門工事別にみると、電気が1.5%上昇、仕上げが0.9%上昇、躯体と空調が0.8%上昇、衛生が0.2%上昇となった。なかでも躯体は、3カ月連続で大きく上昇している。

 S造の躯体工事に関連するH形鋼(SS400細幅、200×100×5.5×8mm)の取引価格を主要3都市について見てみよう。東京における12月の取引価格は、前月から1000円上昇して1トン当たり7万8000円だった。前月比は1.3%の上昇で、3カ月連続となる。名古屋は、前月から2000円上昇して7万8000円。前月比2.6%の上昇。大阪も前月から2000円上昇して7万9000円で、前月比2.6%の上昇。名古屋と大阪の価格上昇は4カ月連続となる。

■「建築単価ウオッチ」の概要
  • ウェブサイト「日経 xTECH」上で提供するウェブ有料会員限定コンテンツ
  • 一般財団法人建設物価調査会が調査・分析した建築のプライスとコストに関する最新データを、日経BP総研社会インフラ研究所を通じて毎週(月4回、毎週木曜)提供
  • マンション、事務所、高齢者福祉施設、戸建て住宅の主要4用途に関するプライス(総工事費単価)とコスト、主要資材や主要工事の取引価格の動向を速報