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日経 xTECH(クロステック)有料会員向けの連載「建築単価ウオッチ」の一部を日経アーキテクチュア読者向けにお届けする「ちょい読み」版。鉄筋コンクリート造(RC造)マンションのプライス推計値が6カ月連続で前月比プラスとなった。RC造の主要資材である鉄筋の価格が東京、名古屋、大阪で急騰している。(日経BP総研社会インフラ研究所)

 鉄筋コンクリート造マンションのプライス推計値が前月比プラスとなり昨年夏以降、続伸している。3月上旬から下旬にかけて日経 xTECHで配信した2018年1月調査に基づく記事で明らかになった。今回の「ちょい読み」版で解説する。

1月のRC造マンションのプライス推計値(中位)は、前月比で0.4%上昇し、前年同月比で5.9%上昇した。金額は消費税を除く(資料:建設物価調査会)
1月のRC造マンションのプライス推計値(中位)は、前月比で0.4%上昇し、前年同月比で5.9%上昇した。金額は消費税を除く(資料:建設物価調査会)
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RC造の躯体工事に関連する異形棒鋼(SD295A、D16)の取引価格は、東京、名古屋、大阪で上昇が続いている。金額は消費税を除く(資料:建設物価調査会)
RC造の躯体工事に関連する異形棒鋼(SD295A、D16)の取引価格は、東京、名古屋、大阪で上昇が続いている。金額は消費税を除く(資料:建設物価調査会)
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 東京における1月のRC造マンションのプライス推計値は、中央値に相当する中位(50%値)が1m2当たり30万8000円(最新2カ月分は暫定値)で、前月比0.4%の上昇だった。17年8月からの前月比プラスは1月で6カ月連続となる。

 RC造の躯体工事に関連する鉄筋(SD295A、D16)の取引価格を主要3都市について見てみよう。東京における1月の取引価格は、前月から5000円上昇して1トン当たり6万8000円。前月比7.9%の上昇で、6カ月連続となる。原料の鉄スクラップや副資材が高値で推移しており、メーカー各社は採算性確保を急務として販売価格の大幅引き上げを打ち出しており、流通会社も強気の姿勢で交渉を進め、手当を急ぐ需要者が値上げを受け入れたことが背景にある。

 名古屋の価格は、前月から3000円上昇して6万4000円。大阪は前月から2000円上昇して6万4000円になった。鉄筋の値上がりが今後も続くのかに注目したい。

■「建築単価ウオッチ」の概要
  • ウェブサイト「日経 xTECH」上で提供するウェブ有料会員限定コンテンツ
  • 一般財団法人建設物価調査会が調査・分析した建築のプライスとコストに関する最新データを、日経BP総研社会インフラ ラボを通じて毎週(月4回、毎週木曜)提供
  • マンション、事務所、高齢者福祉施設、戸建て住宅の主要4用途に関するプライス(総工事費単価)とコスト、主要資材や主要工事の取引価格の動向を速報