山下啓次郎の設計で1908年に竣工した旧奈良監獄。国の重要文化財であるこの監獄を、コンセッション(公共施設等運営権)方式を活用して保存・活用する計画。国(法務省)が所有したまま、特別目的会社(SPC)の旧奈良監獄保存活用に運営を委託する。国内を中心にホテル運営などを手掛けるソラーレ ホテルズ アンド リゾーツを代表とし、清水建設が参画している。運営権は2050年までで、延長オプションを設けた。対価は6000万円。

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