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 水戸市は建て替えを予定している新市民会館の設計について公募型プロポーザルを行い、最優秀者に伊東豊雄建築設計事務所と横須賀満夫建築設計事務所(水戸市)を選定した。なかでも、伊東豊雄事務所の提案は、ホールを囲むように組まれた木製のやぐらがつくり出す空間「やぐら広場」が印象的だ。3月28日に発表した。

 両事務所は今後、設計共同企業体を結成。市は設計業務の発注者に対して、同共同体を推薦する方針だ。

木組みのファサードを持つ新市民会館の南立面図(資料:伊東豊雄建築設計事務所)
木組みのファサードを持つ新市民会館の南立面図(資料:伊東豊雄建築設計事務所)
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「やぐら広場」でマルシェを開催した場合のイメージスケッチ(資料:伊東豊雄建築設計事務所)
「やぐら広場」でマルシェを開催した場合のイメージスケッチ(資料:伊東豊雄建築設計事務所)
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 基本計画によると、新市民会館の延べ面積は1万8000~2万m2。約2000席(客席3層式)の多目的ホールを備え、約3000人のコンベンションの誘致が可能な規模の建物だ。事業費は、舞台工事費や備品購入費を含めて180億~192億円を想定。基本設計・実施設計から施工者選定、建設工事、そして開館に至るまでの期間を約4年9カ月と見積もっている。