PR

「体験」「和」「地方」をキーワードに

 同社はインバウンドについて、ショッピングなどの「観光」よりも、農業や漁業、祭りといった日本の文化の「体験」を求める層に、自治体や企業とタイアップしたコンテンツを発信していきたいと話す。

 ピーチは2016年のエイプリルフール(4月1日)に、機内にたたみを敷き、掘りごたつや和式トイレなどを採用した「SAMURAI号」を導入するとの動画を公開した。井上CEOはこのジョークに触れて「社内では賛否両論あったが、台湾ではバカウケで、大手ポータルサイトで紹介されたり、問い合わせが殺到したりした。注目すべきは、こんなにぎやかしの動画でも“和”のテイストが歓迎されたということ」とし、日本文化の発信に力を入れるべきと主張した。
参考動画:【重大発表/Announcement】空飛ぶ和室「SAMURAI」号誕生! Flying Japanese Room!

 また、井上CEOは、日本の地方に関心を持つ外国人が増えていると指摘した。2015年に訪日外国人の約半数が地方を訪ねていること(観光庁の調査)、ピーチの国内線に外国人の乗り継ぎ利用が目立つことなどが根拠。「地方が潤う新しいムーブメントが起きている。地方が元気になる取り組みをしていきたい」という。ピーチは、来夏に仙台空港を拠点化し、関西と結んでいる現在の路線に加えて、国内線、国際線の複数路線を新たに開設する計画だ。

「“みんなもうかりまっせ!” ピーチの『The 関西モデル』」というユニークなタイトルで講演した(写真:赤坂 麻実)
「“みんなもうかりまっせ!” ピーチの『The 関西モデル』」というユニークなタイトルで講演した(写真:赤坂 麻実)
[画像のクリックで拡大表示]