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「あおもり藍」を使った新製品を共同開発

 そのほか、日本航空は訪日外国人向け情報案内サイト「JAL Guide to Japan」を2005年から運営。現在は7言語、世界26地域のユーザーに利用されているとのことだ。こちらでは海外に在住する外国人の客室乗務員が選ぶお薦めの観光地やイベント情報なども紹介している。

 数ある航空会社の中から日本の航空会社を選んだ海外採用の外国人客室乗務員は、日本語を勉強するなど、もともと日本に興味がある人が多い。そうしたスタッフによる生の声が受けていると担当者は語る。

 もう1つ日本航空ブースでアピールしていたのが「JAL 新・JAPAN PROJECT」だ。これは観光振興と農水産物の流通をテーマに、訪日外国人需要や国内の観光需要を各地へ呼び込む取り組みだ。地域プロモーションが中心だった「JAPAN PROJECT」をより強力に推し進めたもので、地方が元気になることを目指して地域とともに活動する取り組みを進めている。

 例えば青森県の「あおもり藍」。休耕田を活用した栽培などによって地域活性化に貢献していることで知られる。健康食品としても効能がある。日本航空は、こうした点を訴求するために、あおもり藍を練り込んだ焼き菓子「あおもり藍フィナンシェ」を機内で提供したほか、新製品の共同開発にも取り組んでいる。

「あおもり藍」を使った製品開発を手掛けるあおもり藍産業協同組合と東北薬科大学が共同開発した消臭スプレー「藍エキス セフィーコ」。藍の抗菌性に着目した製品だ(写真:安蔵 靖志)
「あおもり藍」を使った製品開発を手掛けるあおもり藍産業協同組合と東北薬科大学が共同開発した消臭スプレー「藍エキス セフィーコ」。藍の抗菌性に着目した製品だ(写真:安蔵 靖志)
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 「単純に地域の特産物をプロモーションするのではなく、共同開発まで手掛けることで、農水産業の6次産業化※に協力したい」と担当者は語っていた。
関連記事:「地方誘客」が訪日6000万人へのカギ(2016/07/21)

※6次産業化……農業や水産業などの第1次産業が、食品加工(第2次産業)、流通販売(第3次産業)にも多角的に業務展開して高付加価値化すること。

<訂正>
初出時、シートを「新・間隔エコノミー」と記述しましたが、正しくは「JAL SKY NEXT」です。関連する記述と合わせて、本文とキャプションを訂正しました。(2016年7月25日10時20分)