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建築確認が取り消された東京都文京区小石川2丁目のマンション。東京都建築審査会は1階が避難階に該当しないと判断した(写真:日経アーキテクチュア)
建築確認が取り消された東京都文京区小石川2丁目のマンション。東京都建築審査会は1階が避難階に該当しないと判断した(写真:日経アーキテクチュア)
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 4月末に完売した分譲マンションの建築確認が、周辺住民の請求を受けた東京都建築審査会によって、11月2日に取り消された。総戸数107戸、地下2階・地上8階の鉄筋コンクリート造の建物は、1階が災害時に屋外に出られる「避難階」に該当しないと判断された。

 問題のマンションは東京都文京区小石川2丁目で建設中の「ル・サンク小石川後楽園」。もともと建設計画の完了は2016年2月を予定しており、外見からはほぼ完成しているように見える。

 建築主はNIPPOと神鋼不動産。設計は日建ハウジングシステム、施工は安藤ハザマが手掛けた。神鋼不動産は日経アーキテクチュアの取材に対して「確認申請に際して複数の確認検査機関に事前チェックを受けたうえで確認申請を行うなど、慎重に作業を進めてきた。今回、建築確認について審査会で取消という判断がなされたことについてはまったくの想定外。誠に遺憾に思っている」(総務部)と文書で回答した。