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日経コンストラクション8月28日号では、東京都の社会実験制度を活用して民間事業者が江東区清澄の隅田川沿いに整備した、かわてらすを取り上げた(プロジェクト詳細は「地域に開かれた東京版の『川床』」を参照)。ここでは、「かわてらす社会実験」を含む、隅田川を中心とした都のここ最近の水辺整備について紹介する。

日経コンストラクション8月28日号で取り上げた都の社会実験4事例目となるかわてらす。清洲橋の下流側に今年4月に整備された。オフィスをホテルにリノベーションしたLYURO(リュウロ)東京清澄THE SHARE HOTELSの付随施設で、ホテル2階のレストランと接続する。レストランのテラス席として使われるほか、食事をしない人にも一般開放している。広さは約300m2(写真:安川 千秋)
日経コンストラクション8月28日号で取り上げた都の社会実験4事例目となるかわてらす。清洲橋の下流側に今年4月に整備された。オフィスをホテルにリノベーションしたLYURO(リュウロ)東京清澄THE SHARE HOTELSの付随施設で、ホテル2階のレストランと接続する。レストランのテラス席として使われるほか、食事をしない人にも一般開放している。広さは約300m2(写真:安川 千秋)
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 2011年に国が「河川敷地占用許可準則」を改正し、オープンカフェなどによる河川敷地の占用が可能になり、都は13年から、隅田川と日本橋川の一部区間を対象に、かわてらす社会実験を募集してきた。

 民間事業者が河川敷地に川床(河川に突き出して設けた飲食などのための高床式の工作物)を設置したうえで飲食店を営業し、都が河川敷地の占用を期間限定で許可するという取り組みだ。

 社会実験制度を活用した第1号の川床は、14年3月に開設した日本橋川沿いのレストラン「日本橋室町 豊年萬福(ほうねんまんぷく)」のかわてらすだ。もともと日本橋川を眺めるテラス席を店舗敷地内に設けていたが、社会実験に参加することで河川敷地に張り出す川床を増築した。

 さらに2年余りを経た16年7月、隅田川沿いの2店舗でかわてらすが開設した。駒形橋下流側のフレンチレストラン「Nabeno-Ism(ナベノイズム)」と、厩橋上流側の居酒屋「ボン花火」の2つだ。

駒形橋の下流側右岸のフレンチレストラン「Nabeno-Ism」のかわてらす(写真:東京都)
駒形橋の下流側右岸のフレンチレストラン「Nabeno-Ism」のかわてらす(写真:東京都)
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厩橋の上流側右岸の居酒屋「ボン花火」のかわてらす(写真:東京都)
厩橋の上流側右岸の居酒屋「ボン花火」のかわてらす(写真:東京都)
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