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日経コンストラクション10月23日号の土木のチカラでは、滋賀県草津市にある草津川の旧河道のうち、都市公園に生まれ変わった「de愛(であい)ひろば」の区間を取り上げた(詳細は「天井川の面影残す都市公園」を参照)。ウェブ記事では、それ以外の区間や使われる公園に向けたハードとソフトの両面の取り組みについて、前後編でお届けする。前編ではde愛ひろばから琵琶湖方面に向かって、サイクリングしながら見えてきた廃川跡地の様子をお伝えする。

草津川跡地公園「de愛ひろば」。左は旧堤防の天端に整備した幅員4.5mの自転車歩行者道(写真:生田 将人)
草津川跡地公園「de愛ひろば」。左は旧堤防の天端に整備した幅員4.5mの自転車歩行者道(写真:生田 将人)
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線路をまたぐ天井川

 草津川跡地はJR東海道新幹線から湖岸道路まで続いている。区間6では天井川の下を通っていた国道1号のトンネルを撤去する国の工事が続いているが、それ以外の区間は旧堤防部分の遊歩道でつながっている。さっそくde愛ひろばから琵琶湖方面に向かって自転車で走ってみた。

■草津川跡地概念図
■草津川跡地概念図
草津川跡地公園パートナーズの資料を基に日経コンストラクションが作成
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 de愛ひろばの北西側の端には、にぎわい創出のために整備された商業施設棟が集積する。その横の駐車場を抜けると、未整備の区間4だ。

de愛ひろばの北西の端に、商業施設と駐車場を整備した。写真右の未整備の区間4へと、遊歩道が続いている。右側が琵琶湖方面(写真:生田 将人)
de愛ひろばの北西の端に、商業施設と駐車場を整備した。写真右の未整備の区間4へと、遊歩道が続いている。右側が琵琶湖方面(写真:生田 将人)
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 区間4に入ってまもなく、歩道が狭くなった。下を見ると線路が走っている。JR東海道本線だ。草津川が高い位置を流れる天井川だったことを実感させる。この道では、草津駅方向から歩いてくる人たちを何人か見かけた。いまも日常生活で使われているルートのようだ。

未整備の区間4。JR東海道本線の上をまたぐように、草津川跡地が続く(写真:生田 将人)
未整備の区間4。JR東海道本線の上をまたぐように、草津川跡地が続く(写真:生田 将人)
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