PR

 「課題解決能力」を問う3枚の専門論文(選択科目III)は、少し時間に余裕があるので、試験当日、問題を見ていきなり書き出さないようにすること。

 まず、10~20分かけて骨子を作成する。骨子は問題用紙の裏などに書けば、試験終了後、持ち帰ることができるので、口頭試験の対策が取れる。

 次に、どうしても記述するネタが少ない時は、箇条書きを使う。

 道路で「交通結節点の整備」の方策として、
・駐車場、駐輪場整備
・駅前ロータリー整備
・バリアフリー化
・ユニバーサルデザイン化
 と書けば、余白が増えて記述量が稼げる。

 しかし、あまり箇条書きを多用するのは避ける。箇条書きが多いと文章の意味が取りづらくなるのと、余白が目立って記述内容が薄くなるからだ。苦し紛れの箇条書きはあくまで最終手段とする。

 また、出題文で指定されていない限り図表を記述するのはやめること。図表は説明書きがなければ読み方がわからないので、試験官にとって意味が取りづらくなる。 論文では流れが重要だ。試験官は意味不明な文章を推測で判断してくれないので、伝わるように記述しないと採点してくれない。

 そのためには、書き上げたら最低1回は読み返す。時間に余裕があれば、論文作成途中でもときどき見直す。

 既に骨子ができているので、大幅な修正はない。読み返す目的は誤字やねじれ文などを見つけて修正することだ。

 漢字が分からなければ、他にわかる漢字で言い換える。最悪はひらがなでも構わないが、専門用語を知らないのは不利だから、少なくとも自分の専門分野の専門用語は手書き練習を積んで書けるようにしておく。

 道路の記述式論文で「じゅうたい解消」と書いてあったりすると試験官も心配になるだろう。