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 国土交通省東北地方整備局が秋田県にかほ市で整備を進めてきた象潟(きさかた)仁賀保(にかほ)道路の象潟インターチェンジ(IC)─金浦(このうら)IC間(6.8km)が10月18日に開通。2012年10月に先行開通した金浦IC―仁賀保IC間と合わせ、象潟仁賀保道路の全線、延長13.7kmが開通した。

ルート図
ルート図
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 同道は新潟市と青森市をつなぐ日本海沿岸東北自動車道(日沿道)の一部。同道の全線開通で、延長約320kmの日沿道のミッシングリンクが一つ解消し、日沿道全体の整備率は約70%になる。

 象潟IC─金浦IC間は暫定2車線。沿線は、田園風景の中にいくつもの島が浮かぶように見える「九十九島」と呼ぶ独特の景勝で知られる。整備ではこうした「島」を避けるとともに、緊急輸送道路として津波浸水域も避けるルートを選定。沿岸漁業などに配慮して、地形の改変も極力抑えた。防風柵に透過性の高い樹脂ネットを用いるなど、眺望確保の工夫も取り入れている。

 同整備局は、05年度に象潟仁賀保道路の整備事業に着手し、全線開通には約10年間を要した。全体事業費は約340億円だ。