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 国土交通省は8月1日、熊本地震で橋台背面が崩落した阿蘇長陽大橋を含む村道約3kmが8月27日に開通すると発表した。大規模災害復興法に基づいて、国交省が熊本県南阿蘇村に代わって復旧事業を進めていた。

 阿蘇長陽大橋では橋台の造り直しに加えて、アプローチ部として西側に5連のラーメン橋を新設。ひび割れが生じた既存の中空橋脚は、内部にモルタルを充填して補強した。東に隣接する戸下大橋は斜面崩落で一部の桁が落下したため、仮橋の建設と周辺の法面対策を実施した。

 これまで南阿蘇村から熊本市方面へ行くには、俵山トンネルを通って迂回する必要があった。阿蘇長陽大橋を含む区間の開通で、南阿蘇村中心部から熊本ICまでの所要時間は60分から35分に短縮される。

 今後、戸下大橋の仮橋架け替えなどの本復旧工事を進める。現在、調査・計画段階で、着工時期は未定。