「おかしい発注者」を反省させて 匿名希望(38、建設会社)

 日経コンストラクションには発注者を監視し、受発注者のどちらにも偏らない見解を提示することを期待している。中立的であることが、結果として弱者である受注者を救済するだろう。

 発注者と当社のような受注者は、契約上は対等な立場のはずだが、現実には受注者は言いたいことをなかなか言えない。あえて意見を述べると、発注者に「受発注者はあくまで対等なので意見をしてもいいけど…」などと、実際は対等でないという本音がにじみ出た言葉を返される。

 発注者の技術力が受注者を上回るならまだ分かるが、彼らはそのままでは着工できない設計を基に工事を発注して、契約後に施工可能な設計図の作成を当然のように求めることが多い。構造計算や積算用の数量計算なども、工事の受注者が手伝って当たり前だと考えているようだ。

 日経コンストラクションの2014年7月28日号の特集「ここがおかしい発注者」は、発注者がこのような体質を反省する良い機会になったようだ。また同様の記事を企画してもらいたい。