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2.2018年度の勉強方法

(1)択一式

 択一式の出題範囲は広い。従って、全範囲をカバーすることは、まず不可能だ。ただ、13年度以降の5年間と、04~06年度までの3年間の計8年間の出題傾向を分析すると、問題番号ごとにテーマが固定化されている。

 図6にそのテーマを示す。枠内を着色した問題は、毎年同じテーマで出題されている。問題番号I-1とI-2は出題内容が毎年異なっているものの、それ以外の問題はこの範囲に絞って勉強するといい。

図6 ■ 択一式の出題テーマ(太字にしたテーマは毎年固定)
問題番号 テーマ
I-1 数字やグラフ、時事的な話題など
I-2
I-3 品質確保
I-4 コスト縮減
I-5 国土計画
I-6 都市計画
I-7 二酸化炭素の排出量、IS014001、環境関連の法律など
I-8
I-9 災害、防災
I-10
I-11 循環型社会の形成
I-12 建設産業関連の動向
I-13 交通関係
I-14 バリアフリー、人口減少
I-15 情報技術
I-16 国際規格
I-17 エネルギー、発電またはコンクリートの性状、水理式など
I-18
I-19 用語の定義、工法
I-20

 手始めに、13年の改正後5年分の過去問を勉強する。

 この際、漠然と過去問を解くだけではなく、間違っている選択肢を正しい選択肢に置き換えて、その内容を覚えてほしい。誤った記述の選択肢だけを見ていても、正しい記述が頭に残っていなければ、試験当日に正しい解答ができなくなってしまう恐れがあるからだ。「過去問が出題された」ということは分かっても、正解できなければ意味がない。

 I-5の国土形成やI-6の都市計画は、法律の条文から出題されるケースが多い。これらに関連した法改正があった場合には、過去問の条文を最新版にして覚え直す必要がある。I-15で出題される地理情報やITSは、ほとんどが国土交通白書の記載内容から出題されている。最新の白書の内容を押さえておく。

 繰り返すが、択一式の対策で留意すべき点は、全てのテーマを勉強しなくてもいいということだ。20問中15問を選んで9問以上正解できれば合格できる。勉強する項目に強弱を付けることがポイントだ。

 用語の定義などを問うI-19、I-20の問題では、国土交通白書の欄外に注釈が付けられたものからの出題もある。それらに着目して覚えておくと効果的な試験対策となる。