環境への配慮が、企業の負担になるという考えはもう古い。今では多くの企業が、自社の強みを生かした事業を展開して、環境などの社会的な課題を解決するという攻めの姿勢に転じている。建設業界でも再生可能エネルギーを事業化する建設会社や、地方活性化にグリーンインフラを活用する建設コンサルタントなどが現れ始めた。利益をもたらす「持続可能」ビジネスの可能性を追う。
目次
- PART1 浮体式洋上風力発電とグリーンボンド
環境先駆者・戸田建設の新たな挑戦 - PART2 海中に眠るビジネス
「ブルーカーボン」に商機 - これから必須のキーワード
知らなきゃまずいESGとSDGs - PART3 地方創生から豪雨対策まで
自治体が先鞭つけるグリーンインフラ - PART4 土木でも木材活用待ったなし!
床版更新の新たな候補「CLT」 - EPILOGUE 地方企業もチャンスあり
「持続可能」に新事業のヒント - 日大発! ロハス工学
「人と地球に負荷をかけない」