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7月22日に実施される2018年度のコンクリート診断士試験まで、1カ月を切った。近年は合格率が15%前後で推移しており、試験の難易度は相変わらず高い。最近の出題傾向と、四肢択一式問題や記述式問題に役立つキーワードをまとめた。(日経コンストラクション)

この記事は、「2018年版・コンクリート診断士試験合格指南」(日経BP社)、「コンクリート診断士試験重要キーワード120」(同)から一部を抜粋して加筆・再編集したものです。

監修

  • 近未来コンクリート研究会代表
    十河 茂幸
  • 大林組技術研究所生産技術研究部上級主席技師
    平田 隆祥

出題傾向と合格率

四肢択一式問題
「穴埋め」問題が増加

 2017年度の試験もこれまで同様、出題された40問全てに解答する方式。「鉄筋コンクリートの変状」、「劣化のメカニズムと評価・予測」、「調査・試験方法」、「補修・補強」の4分野からバランスよく出題された(図1)。16年度に12問と最多だった「調査・試験方法」の問題数が9問と、やや減少した。

図1 ■ 2017年度の四肢択一式試験の出題傾向(カッコ内は16年度)
[出題分野の傾向]
[出題分野の傾向]
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[出題形式の傾向]
[出題形式の傾向]
1つの問題で写真と図の両方を使用するなど、重複している場合がある
[画像のクリックで拡大表示]

 16年度は写真を使用した問題が11問、図を使用した問題が19問あったが、17年度はそれぞれ9問、14問。写真か図のいずれかが使われた問題は19問で、16年度の26問から大幅に減少した。一方、当てはまる語句を穴埋めさせる問題は11問で、16年度の7問から増加した。

 年度によって想定される合格ラインは若干異なるが、四肢択一式問題は40問のうちの65%、26問程度とみられる。