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 6月18日午後4時45分ごろ、JR渋谷駅東口で東急建設・大成建設JVが施工している超高層ビルの建設現場で、重量15tの作業用構台が倒壊する事故があった。解体に向けて構台の桁を切断した後に、歩行者用の通路に向かって大きく傾いた。作業員や通行人にけがはなかった。

倒壊した構台があった位置。写真左手がJR渋谷駅東口のバスターミナル。写真上は渋谷駅と渋谷ヒカリエを結ぶ連絡通路。写真右手の仮囲いの奥は地下鉄渋谷駅の旧14番出口(写真:日経コンストラクション)
倒壊した構台があった位置。写真左手がJR渋谷駅東口のバスターミナル。写真上は渋谷駅と渋谷ヒカリエを結ぶ連絡通路。写真右手の仮囲いの奥は地下鉄渋谷駅の旧14番出口(写真:日経コンストラクション)
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 倒壊した作業用構台は鉄骨造で、幅が2m、長さが東西に12m、高さが数メートルある。JR渋谷駅東口のバスターミナルに面し、同駅と渋谷ヒカリエを結ぶ連絡通路と平行に設置してあった。構台は、渋谷ヒカリエ側にあったY字形の支柱2本と、JR渋谷駅側に隣接する別の構台で支えられていた模様だ。

 事故は渋谷ヒカリエ側の桁を切断した後に起こった。構台は柱ごと大きく傾斜し、工事車両用のゲートや仮囲いなどに引っ掛かって止まったとみられる。東急建設の広報担当者は事故時の状況について、「ゆっくりと傾いていったようだ」とする。構台の床に使用していた覆工板は通路に落下した。

 東急建設JVは6月19日午前1時に、倒壊した構台の撤去作業に着手。同日午前5時には作業を終え、歩行者用の通路を開放した。

倒壊した作業用構台の位置(平面図)。東急建設への取材を基に日経コンストラクションが作成
倒壊した作業用構台の位置(平面図)。東急建設への取材を基に日経コンストラクションが作成
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