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 熊本地震により損傷を受けた緑川水系の堤防損傷に関し、九州地方整備局は4月17日までに、特に損傷が大きい熊本市およびその周辺町の合計10カ所について、緊急復旧工事を開始した。18日未明に公表した。15日から実施していた専門家による現地調査や技術指導を踏まえて損傷箇所ごとに工法を決め、復旧工事に臨んでいる。

熊本市南区富合町釈迦堂地崎(次ページの地図で9K200地点)付近の緑川本川右岸で生じた損傷(写真:国土交通省九州地方整備局河川部)
熊本市南区富合町釈迦堂地崎(次ページの地図で9K200地点)付近の緑川本川右岸で生じた損傷(写真:国土交通省九州地方整備局河川部)
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 緑川は宮崎県との県境付近の山間部を源流に、熊本県中部を流れて有明海の島原湾に注ぐ一級河川。途中、複数の支川が合流する。九州地整によると、同水系の堤防は現地形をベースに構築したものがほとんどだという。同地整は同水系で、17日までに76カ所の被災箇所を確認した。このうち、出水期を目前にして早期に安全の確保を図るうえで、特に損傷が大きい10カ所から緊急復旧工事を実施。18日時点で以下の10カ所だ。

緊急復旧工事の対象箇所10カ所(資料:国土交通省九州地方整備局河川部)
緊急復旧工事の対象箇所10カ所(資料:国土交通省九州地方整備局河川部)
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