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 航空測量大手のパスコが、熊本県南阿蘇村で崩落した阿蘇大橋周辺の判読図を公開し、大規模な斜面崩壊の分析結果を示した。斜面の頂部から国道57号下の川まで1km近くつながっているように見える崩壊は、斜面上部と国道下はそれぞれ個別に崩壊した恐れがあると推測している。

航空レーザー計測による判読図(資料:パスコ)
航空レーザー計測による判読図(資料:パスコ)
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航空写真による判読図(資料:パスコ)
航空写真による判読図(資料:パスコ)
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 同社は航空レーザー計測を実施して、地形状況を判読して崩壊規模などを推定した。斜面崩壊の大きさは、平均幅140m、平均長さ350m、面積4万7900m2、平均深さは想定5m、土砂の量約24万m3としている。規模は大きいが、比較的浅い「表層崩壊」のような崩れ方だ。

 判読図によれば、崩壊の範囲は、国道57号から上の斜面上部と、その下の斜面に分かれている。同社では、上部の崩壊土砂によって国道下が侵食されたか、両斜面がそれぞれ個別に崩壊したと推測している。