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埋め立て地盤に思わぬ障害物

 シールド機の発進は当初16年1月を予定していたが、現時点で遅れている。他工事の完了を待つ必要があったほか、陸上の開削区間で土留め壁を施工する際、埋め立て地盤にガラや鉄板などの障害物が多数見つかり、その除去にも時間を要したからだ。

 現場代理人を務める大林組JVの蒲幸祐副所長によれば、全体の竣工予定は17年。「着工の時から工期の厳しさを想定していた。発注者と一丸となって施工性を改善するほか、昼夜体制で工事を進めることで間に合わせる」(蒲副所長)。

 シールド機が台場側に到達するのは16年12月を予定している。トンネル掘削後は、内面の耐久性を高めるための二次覆工や、たて坑の内部工事を進める。開通すれば、西行きトンネルと合わせて、羽田空港と東京臨海エリア間のアクセスを約10分短縮できる見込みだ。

 東行きトンネルの開通は当初の計画通り18年度を見込む。

シールド機が到達する台場側の様子。たて坑の手前では、陸上トンネルや掘割区間の開削工事が進む(写真:日経コンストラクション)
シールド機が到達する台場側の様子。たて坑の手前では、陸上トンネルや掘割区間の開削工事が進む(写真:日経コンストラクション)
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<訂正>シールド機の発進時期と全体の竣工予定時期を訂正しました。また、コメントなどの一部を補足しました。(2016年6月27日午前10時00分)