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 奥村組は直径25.6cm以上の巨れきを含む地層を泥土圧式シールド工法で安定的、かつ安全に施工するための技術を開発した。

 巨れきを取り込みながら泥土の流動性を適切なレベルに保って排土できるようにした。台湾での台北地下鉄環状線CF640工事において、その有効性を確認した。

れき層からの排土に含まれていた巨れき(写真:奥村組)
れき層からの排土に含まれていた巨れき(写真:奥村組)
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 開発した工法では、巨れきをできる限り割らずにかき落として取り込むようにした。そのために、ローラーカッターに替えて、ティースビットよりも突出させた先行ビットを配置。最大で直径60cmの巨れきを、そのまま取り込めるカッターヘッドを採用した。

 さらに、スクリューコンベヤーについては、閉塞を防ぐために外形85cmまで大型化。泥土の噴発を防止する目的で、スクリューコンベヤーの後方に鋼管をつないだ。

噴発防止用の鋼管。直径60cmで、長さは30m(写真:奥村組)
噴発防止用の鋼管。直径60cmで、長さは30m(写真:奥村組)
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