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BIMの活用力で負けていない日本勢

 もはやBIMが必須になったシンガポールの建設業界だが、現地で仕事をしている日本の建設会社はついていけているのだろうか。しかし、心配はいらないようだ。

 BCAアカデミーのBIMスタジオの一室には、BCAが2015年に実施したBIMアワードで、最優秀の「プラチナ賞」が授与されたプロジェクトのパネルが展示してあった。

2015年のBCA BIMアワードの最優秀受賞プロジェクトのパネル。左からキャピタグリーン、メープルツリー・ビジネス・シティーII、イーシン・コミュニティー病院(写真:家入龍太)
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2015年のBCA BIMアワードの最優秀受賞プロジェクトのパネル。左からキャピタグリーン、メープルツリー・ビジネス・シティーII、イーシン・コミュニティー病院(写真:家入龍太)
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2015年のBCA BIMアワードの最優秀受賞プロジェクトのパネル。左からキャピタグリーン、メープルツリー・ビジネス・シティーII、イーシン・コミュニティー病院(写真:家入龍太)
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2015年のBCA BIMアワードの最優秀受賞プロジェクトのパネル。左からキャピタグリーン、メープルツリー・ビジネス・シティーII、イーシン・コミュニティー病院(写真:家入龍太)

 これらのプロジェクトは、いずれも日本のゼネコンが施工したものだ。竹中工務店が施工したオフィスビル「キャピタグリーン(CapitaGreen)」、清水建設が施工した複合施設「メープルツリー・ビジネス・シティーII(Mapletree Business City II)」と「イーシン・コミュニティー病院(Yishun Community Hospital)」だ。

2015年のBIMアワードで最優秀賞を授与された「キャピタグリーン」(左)と「メープルツリー・ビジネス・シティーII」の現場(写真:家入龍太)
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2015年のBIMアワードで最優秀賞を授与された「キャピタグリーン」(左)と「メープルツリー・ビジネス・シティーII」の現場(写真:家入龍太)
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2015年のBIMアワードで最優秀賞を授与された「キャピタグリーン」(左)と「メープルツリー・ビジネス・シティーII」の現場(写真:家入龍太)

 BIM活用で日本より数歩、先を行っている感があるシンガポールのBIMアワードで、最優秀賞を日本勢のプロジェクトが独占したことは、大いに勇気がわいてくることだ。次回以降は、日本の建設会社がシンガポールの地でBIMや建設ITを駆使して、どのようにプロジェクトを進めているのかを詳しくリポートしたい。

家入龍太(いえいり・りょうた)
家入龍太(いえいり・りょうた) 1985年、京都大学大学院を修了し日本鋼管(現・JFE)入社。1989年、日経BP社に入社。 日経コンストラクション副編集長やケンプラッツ初代編集長などを務め、2010年、フリーランスの建設ITジャーナリストに。 IT活用による建設産業の成長戦略を追求している。 公式ブログ「建設ITワールド」(http://www.ieiri-lab.jp/)を運営。 著書に「CIMが2時間でわかる本」(日経BP社)、「図解入門 よくわかるBIMの基本と仕組み」(秀和システム)など。