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2017年度の運用開始を目指す

 現在、建設業振興基金のウェブサイトでは、建築設備機器のBIMパーツをダウンロードできるライブラリー「Stemデータ配信サービス」が試行的に提供されている。

 このライブラリーは1999年から2015年3月まで、同基金に設置されていた「設計製造情報化評議会(以下、C-CADEC)」が開発したものだ。

 建築設備機器を対象に、3D外形図などの形状情報と、形式や能力、消費電力などの属性情報が提供されている。さらには製品写真や2D図面、施工用料や性能線図などのドキュメントもリンクされている。

 2015年4月14日、C-CADECの成果であるStemデータ配信サービスのコンテンツなどは建築保全センターが継承した。

 コンソーシアムが構想中のBIMライブラリーは、Stemデータ配信サービスを、設備機器から建築資材やエレベーター、外構、仮設などへと水平展開して広げていくイメージだ。

「Stemデータ配信サービス」で提供されているBIMパーツの内容(資料:BIMライブラリーコンソーシアム事務局)
「Stemデータ配信サービス」で提供されているBIMパーツの内容(資料:BIMライブラリーコンソーシアム事務局)
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コンソーシアムの活動内容。Stem試行サイトを軸に建築部材やエレベーター、仮設などに水平展開していくイメージだ(資料:BIMライブラリーコンソーシアム事務局)
コンソーシアムの活動内容。Stem試行サイトを軸に建築部材やエレベーター、仮設などに水平展開していくイメージだ(資料:BIMライブラリーコンソーシアム事務局)
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 説明会の開会あいさつで、コンソーシアムの発起人の1人であるIAI日本代表理事の山下純一氏は「建設業界で普及してきたBIM活用が地に足の着いた動きになるためには、BIMライブラリーは不可欠だ。しかし、個々のソフトベンダーや建材メーカーなどでライブラリーを整備するのには限界があった。1度つくったBIMパーツを建設会社や設計事務所などのユーザーが何度も有効活用できるようにすることで、努力を無駄にしないようにしたい」と語った。

 コンソーシアムは任意団体として活動し、法人格は設けない。活動期間は2019年度までの5年間とし、2017年度中のBIMライブラリー運用開始が目標だ。

BIMライブラリーコンソーシアムの活動スケジュール(資料:BIMライブラリーコンソーシアム事務局)
BIMライブラリーコンソーシアムの活動スケジュール(資料:BIMライブラリーコンソーシアム事務局)
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BIMコンソーシアムの組織形態(資料:BIMライブラリーコンソーシアム事務局)
BIMコンソーシアムの組織形態(資料:BIMライブラリーコンソーシアム事務局)
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