伊東豊雄氏の台中メトロポリタンオペラハウスの躯体模型も

 会場には、あの伊東豊雄氏が設計した台湾の台中国立歌劇院(台中メトロポリタンオペラハウス)の躯体模型も展示されていた。外観は比較的、四角い建物だが、内部には合計3000人以上を収容できる大・中・小のホールなどがある。

 実物の建物を今年5月に見たが、ファサードには躯体の断面が表れているものの、その内部はどうなっているのか、想像がつかない。

台中国立歌劇院の外観。今年5月に撮影(写真:家入龍太)
台中国立歌劇院の外観。今年5月に撮影(写真:家入龍太)
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 内部の鉄筋コンクリート躯体は複雑な曲面で構成されている。この内部を平面図や断面図で示されても、一般の人にはどんな構造になっているのかが理解しづらいだろう。

 しかし、3Dプリンターで作られた模型を見ると、躯体の構造には水平、垂直、直角といった要素がほとんどなく、すべて曲面で構成されているといっても過言ではないことが分かりやすく表現されている。

3Dプリンターで作った台中国立歌劇院の躯体の模型(写真:家入龍太)
3Dプリンターで作った台中国立歌劇院の躯体の模型(写真:家入龍太)
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