実物のサンゴを写真測量し、3Dプリンターで再現

 このほか、水中のサンゴを撮影した写真をコンピューターで解析して3Dモデルを作成し、さらに3Dプリンターで出力した模型も目を引いた。

 サンゴ礁の分布を調べるために、研究者はこれまで長きにわたって、巻き尺を使った採寸をと写真で記録を取ってきたという。しかし、それだけでは十分、サンゴの特徴が表現できないこともある。

 そこで写真を使って3Dモデルを作ることにした。これで細部の様子がよく分かる。各地のダイバーが協力して様々な方向から撮ったサンゴの写真を集めることで、3Dモデルとしてサンゴ礁を永久保存することもできそうだ。

  そして必要なときに3Dプリンターで造形すると、教育現場などでも有効に使える資料となるに違いない。

実物のサンゴ(左)を写真撮影して作った3Dモデルを、3Dプリンターで造形したサンゴの模型(右)(写真:家入龍太)
実物のサンゴ(左)を写真撮影して作った3Dモデルを、3Dプリンターで造形したサンゴの模型(右)(写真:家入龍太)
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