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今しか撮れない連なる橋脚

 見学スポットへ向かう。鶴見川と、工事が進む横浜青葉IC周辺が見えてきた。

(写真:大上祐史)
(写真:大上祐史)
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 見学スポット1へ移動する。
 東名高速道路の横浜青葉ICを背にして、第三京浜道路の港北IC方面を眺める。横浜環状北西線と国道246号線を結ぶ専用ランプの大きい橋脚が並び、その左側に東名高速道路から横浜環状北西線へ流入する連絡路の橋脚がある。

(写真:大上祐史)
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 橋脚の施工が完了して、支承の据え付け、工場製作した主桁の輸送と進み、今は主桁の架設が行われている。

(写真:大上祐史)
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 橋脚の上に、主桁が載っている。主桁は工場で製作された後、トレーラーを使って道路で運んでよいとされる重さと大きさに分割され、輸送された。分割された主桁は、継ぎ目を高力ボルトで固定して1本につなげる。

(写真:大上祐史)
(写真:大上祐史)
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(資料:横浜市)
(資料:横浜市)
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 従来は、多くの桁を並べてコンクリートや車両の重みを少しずつ支えていた。ここでは、1本あたりの桁を大きく太くして桁の本数を少なくする、少数鈑桁という構造形式を採用している。これにより製作の手間を大きく省き、全体のコストを大幅に縮減しているという。

 この後はプレキャストPC床版の架設が行われる。