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東武スカイツリーライン竹ノ塚─谷塚間で、竹ノ塚駅付近の連続立体交差事業とは別に昭和50年代(1975~84年)に整備されたという高架橋。竹ノ塚駅から北へ400mほど離れた線路脇で撮影した。列車は上り急行線を走る特急(写真:日経コンストラクション)
東武スカイツリーライン竹ノ塚─谷塚間で、竹ノ塚駅付近の連続立体交差事業とは別に昭和50年代(1975~84年)に整備されたという高架橋。竹ノ塚駅から北へ400mほど離れた線路脇で撮影した。列車は上り急行線を走る特急(写真:日経コンストラクション)
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既存高架橋整備時の残材か

 竹ノ塚駅の北に位置する谷塚駅は高架駅だ。竹ノ塚駅北側の既存の線路は、地下に鋼矢板が見つかった辺りから上り勾配になり、高架区間になっていく。

 東武鉄道は、昭和50年代(1975~84年)にこの高架橋を整備した際に埋設した鋼矢板だと推定している。埋設の経緯や本来は撤去されているはずのものだったかどうかについて、同社広報部では「当時の図面に記録が残っていないため分からない」としている。

 足立区によると、鋼矢板は現時点で土留めや遮水などの役割を担っていないので、撤去しても鉄道の安全性に影響しない。既存高架橋の整備の際に埋設された仮設資材が残置されていたとみられる。

 東武鉄道は撤去作業を大林組JVに追加工事として発注する方針だ。作業は1日5枚程度のペースになると見込む。12年3月に約544億円と発表した事業費にどの程度影響するかは、現時点で不明だという。

竹ノ塚駅付近で施工している緩行線の高架橋(写真:日経コンストラクション)
竹ノ塚駅付近で施工している緩行線の高架橋(写真:日経コンストラクション)
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 鋼矢板のトラブルにかかわりなく工事が進んでいる箇所もある。上の写真のように、竹ノ塚駅に近接している区間では普通列車が通る緩行線の下り線の高架橋が姿を現し始めている。

(関連記事:4人死傷、竹ノ塚駅越す最初の高架完成
(関連情報:足立区の発表資料:竹ノ塚駅付近連続立体交差事業の工事スケジュールの変更について