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2017年アジア不動産取引額は6110億ドルの見通し、Cushman & Wakefield

2017/04/24

2017年のアジア太平洋地域における不動産投資額は前年比+1.6%の6110億ドルに達する見通しだ。この額はグローバル不動産投資の全体額、1兆3900億ドルの44%を占める。なお、北米と欧州の占有率はそれぞれ34%と22%だ。アジア太平洋地域では、2016年にオフィスビルや土地の記録的な取引があった。主にコア市場でデベロッパーの動きが目立ち、コア資産を作り出すビルト・トゥ・コア投資への強い意欲が続いている。この傾向は2017年も変わらず、近代的な商業不動産への需要を押し上げるだろう。ただし、世界経済における不確実性を背景に、コア資産へのグローバルな分散投資戦略が依然として支持を得ると見られる。日本市場については、過去2年に渡って売却物件が少ない状況が続き、2017年も同様の傾向が続くと予想される。国内コア市場は国内外の資金で溢れ、多くの投資家が資金展開に苦戦。さらに金融緩和維持でリファイナンスが容易なため、不動産所有者は売却の圧力を感じていない。衰えぬ投資意欲と不動産をめぐる熾烈な競争環境のなか、投資家は独創的な投資アプローチを拡大していかざるを得ない状況だ。

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