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第1四半期取引額は過去10年平均並み、Cushman & Wakefield

2016/04/20

2016年第1四半期(1月~3月)の国内商業不動産取引額(住宅、ホテルを除く)は前年同期比-35%、前期比+63%の7507億円だった。過去10年間の平均値とほぼ同額だ。日本銀行がマイナス金利の導入に踏み切ったため、借り入れコストの低下を介して投資増加につながると好感された。しかし、実際は投資対象物件の獲得が困難で、投資機会が得られても売り手と買い手の投線に乖離があることから、様子見をする投資家も現れている。2015年の国内銀行による不動産業に対する新規貸出は10兆6000億円と26年振りの高水準だった。2月のマイナス金利導入で市場の活性化が期待される一方、貸出残高はすでに上限に近いとも考えられる。投資家の投資意欲は今後も継続しそうで、取引額の大きな伸びは考え難いものの、市場は今後も堅調に推移するだろう。

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