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【レポート】7兆円を突破したREIT運用資産、東急不動産が四半期調査で分析

2008/05/16

 REIT(不動産投資信託)の運用資産は取得実績ベースで7兆円を超え、鑑定評価額ベースでは8兆円を超えた――。東急不動産がこのたびまとめた「TOREIT四半期報告」で、このような結果が明らかになった。TOREIT(トゥリート)は同社が運営する会員制データベースシステムで、上場REITの物件情報を提供している。

 報告書によると、2008年3月末時点のREITの所有物件数は1792だ。資産総額は取得金額ベースで7兆2102億円、時価(直近の鑑定評価額)ベースで8兆1560億円になった。REITは1月~3月に98件、4782億円相当の不動産を取得する一方で、39件、671億円規模の運用資産を売却した。こうしたことから、「成長スピードが鈍化したものの、資産規模は拡大傾向で推移している」と東急不動産は分析している。

 1月~3月に取得した物件を対象に、取得時の鑑定キャップレート(鑑定評価書の直接還元利回り)を分析したところ平均で5.0%だった。前年10月~12月の水準よりも0.2ポイント低下した。しかし、都心3区(千代田、中央、港)に限ると4.5%と、逆に0.1ポイント上昇した。また、既存ビルの運用NOI利回りは都心3区で0.1ポイント低下し、4.7%になった。

 分析結果の概要は東急不動産のウェブサイトでみることができる。

日経不動産マーケット情報

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